入力物件は、３D画面として即座に確認でき、作業がスピード感をもって進められます。

今回、初めてリリ－スする専用画面内で自由に追加作画できる汎用コマンドは、従来専用システムでできないところを汎用コマンドで直接専用画面に書くことができ、柱詳細図、梁詳細図、型紙、発注リストが出力され従来の手作業による作業の労力が劇的に削減可能なシステムです。

この汎用コマンドの使用方法は現在シグマ-F1の汎用CADをご使用の方ならほとんど同じ使用法ですので違和感無くお使いできます。また、はじめてお使いになられる方でも簡単な操作ですのですぐに作業を行うことができます。

今後こういった汎用コマンドの開発を拡大する方向性で行っていきますので、できない部分がどんどん少なくなっていきます。

現在、汎用コマンド機能拡張として、プレートを任意の位置で曲げ、梁と取り合わす機能を開発中です。

今後の開発展開としまして、「R梁入力コマンド」・「別階梁取り合いコマンド」などの機能拡張が候補に挙がっております。

入力は上段のベージュの階高設定のコマンドから順次右に進んで行くと、一般図・柱詳細図・梁詳細図と作成することができます。

X軸方向の通り名とスパン距離、Y軸方向の通り名とスパン距離を入力してキープランを設計します。

キープラン上の交点にマウスでベースを置くことにより、アンカープランを設計します。

登録した梁部材を柱梁間にマウスで置くことにより、梁伏図が設計できます。
また個別に修正・３D確認も同時に行えます。

すべての出力図はレイヤーに分類出力されるので、修正・変更追加も容易に行うことができます。

柱詳細図、及び柱単品図の二種類の詳細図が選択可能となっており、出力する縮尺、位置等すべてを事前に設定できるので、図面の重なりを防止できます。
また、レイヤーに分類されて出力されますので変更が容易にできます。

梁伏図を配置することにより自動的にダイヤグラムの厚みと合番が設定され、型紙まで自動作成されます。
また、溶接の縮みも同時に考慮します。

コア仕口組立図も自動で作成されます。ここには、すべてのピースが明記されますので間違いを防止することができます。

柱詳細図において全体のチェックを行うことができます。

梁単品加工図には、すべての構成する部分が表記されるため、現場での作業を正確にスピーディーに行えます。

即座にA1用紙に梁４本ないしは6本分の詳細図とセクション断面図を自動で作成します。

すべての発注リスト、製品検査表（柱・梁）等を１～２分程度で自動作成します。

施工図から積算へ連動していますので、100ｔの鉄骨では、約1時間半程で積算が可能です。

柱・梁の製品検査表は施工図入力ができていれば、15秒程度で作成されます。

梁の製品検査表も15秒程度で作成されます。

ガセットからスプライス、ダイヤグラム、裏当まで全てのものが発注リストとして出力されます。

平面ブレス、軸ブレス（L、丸棒、２L、その他）の長さ、ブレス型紙を自動作成し、帳票出力します。

施工図入力された物件のボルト1本1本を自動で管理、出力します。
また、中ボルトも計算します。